庶民がマイルで海外旅行にチャレンジ

マイル伝説

マイルは一般的なポイントよりも交換価値が高い!

ポイントの交換率は「1ポイント=1円」と設定されていることが多く、この場合、どれだけ貯めてどう使っても1円以上の価値にはなりません。

ではマイルの場合はどうなのでしょうか。よくマイルは「ポイントより価値が高い」と言われるのですが、なぜなのでしょう?

今回はどのような場合にマイルの価値が高くなるのか、解説していきます。

一般的なポイントは1ポイント=1円だけどマイルは?

一般的なポイントは、1ポイント1円で換算されることがほとんどですが、マイルの場合はそうではありません。

マイルの交換率は1マイルいくらと固定されていないため、使い方によっては1円以上の価値になるのです。

ただしマイルの使い道の中にも、ギフト券や他社のポイントへ交換など1マイル1円で換算されてしまう場合もあるので、「どの使い道を選ぶか」が重要な鍵となります。

マイルの価値は固定ではない!もっとも高い使い方は?

1.国際線の特典航空券

マイルの使い道の一つである「国際線の特典航空券」は、シーズンや行き先によっても異なりますが、1マイル=12円以上になるケースもあります。

1マイルいくらで換算されているのかは、「航空機のチケット代÷交換に必要なマイル数」で計算が可能。

1マイル10円以上の特典航空券と交換すれば、一般的なポイントの約10倍の価値ということになります。

2.国内線の特典航空券

国内線の特典航空券はどうかというと、こちらも1マイル=4円以上となるため、ポイントの4倍の価値があります。

国際線は海外へ行くことになるため、スケジュール的に厳しい方もいるでしょうが、国内線なら利用できるケースは多いのではないでしょうか。

3.座席のアップグレード

こちらは国際線のみのサービスとなりますが、マイルは座席のアップグレードにも利用できます。座席のアップグレードの場合のマイルの価値は1マイル=1.5円以上。

ただし、座席のアップグレードは特典航空券は対象外となっているため、マイルと交換していないチケットのみが対象です。

4.そのほかのお得な使い道

航空機のチケットや座席のアップグレード以外にも、1マイル1円以上となる使い道はあります。

たとえばクーポン券への交換です。クーポン券に交換すると、1マイル1.2円以上に換算されますから、こちらもぜひ積極的に利用したい使い道。

クーポン券はマイレージプログラムと提携しているショッピングサイトや、機内販売商品の購入時にも利用できます。特典航空券を購入してクーポン券も利用すれば、マイルの価値が1マイル10円以上になる可能性もあるので見逃し厳禁です。

そのほかにも、特典航空券以外のチケットの購入や旅行に関する商品に利用できる、各航空会社のコインも交換価値が高くなっています。

1マイル2円近い交換率になるケースもありますが、交換するマイル数によって価値が変動するため、事前に確認した上である程度まとまった数のマイルで交換すると良いでしょう。

マイルを電子マネーや他社ポイントに交換するのは控えるべき?

マイルは電子マネーや他社ポイントとも交換できますが、基本的に1マイル1ポイントで、1ポイントは1円で換算される場合が多いのであまりおすすめはできません。

しかし、キャンペーンなどで1マイル1ポイント以上の交換率になる場合もあるので、1円以上の価値になるタイミングであれば効果しても損ではないでしょう。

滅多にないとは思いますが、マイルの期限が切れそうで当分飛行機に乗る予定がないときは、期限切れになるよりは電子マネーや他社ポイントに交換したほうが損をしなくて済みます。

まとめ

マイルはポイントよりも交換価値が高いので、ぜひ積極的に貯めて欲しいものです。ただし何に交換するかで1マイルの価値は変わるため、事前に価値を計算してから交換しましょう。

マイルを効率良く貯めて賢く運用し、マイル生活を思う存分楽しんでください。

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